風の道と光の道


南北通風と地域の風  


日本の夏は暑くて湿度が高いです。

空調設備にたよらない、建築手法で暑さをしのぐやり方は古来より日本建築の要でもあります。

やんわりとした自然の風の気持ちよさはだれもが知っているものです。

基本は南南西の風を取り込む。

そして・・・地域特有の風を取り込む。

大きな川や湖は気流を生み、また周辺地形も風の流れをつくります。

細かくいえば、道路も風の道であり、隣との間も風の道です。

省エネルギーを追及する高気密高断熱の住宅がすすめられつつある建築業界ですが、

自然の中に生きる人類のとって太陽や風と共に生きる生活を現代の住空間に見直したいと思います。

風と光は自然の恵みです。

 

びわ湖沿岸部の風

私たちの住む滋賀県大津市の湖西地区は東にびわ湖、西に比良山系という山と湖に挟まれた地形です。

比良八講の台風なみの風は有名なのですが、通年を通して風は吹きやすい地形です。

とくに夏の日中と夜の風の動きを、うまく設計に取り込むことは、快適な家になるかどうかおおきなポイントです。