城陽の家 -スキップフロアリビング家-

-桧とケヤキ材の無垢の玄関ドア-

 

窓枠、ドア枠などは全てホワイトアッシュです。

 欄間にガラスブロックを取り入れて採光に工夫を

しています。
   

-無垢の玄関ドア内部側-

 

ドアには細いガラスのみですが、ガラスブロックの

反射で明るい玄関スペースとなります。


-スキップフロアのリビング-

 

正面壁はコルクシート張りの掲示板です。

奥が数段の階段を降りたリビングスペース。木造ですがリビング床は低い位置なので土間コンクリート上に、マンション用の柔らかい防音フロアを敷いています。

-和室の壁床-

 

床の間までは必要ないけど和の雰囲気は感じたい

そのうような場面には壁床はいいでしょう。

半丸の檜柱に掛け釘を打ち、花器を飾る。

壁には竹釘で好きな軸をかける。

手前の床はあえて節ありの床板で少し粗くみせる。そのうような和室です。


-キッチンからいろいろ見える-

 

子育て世代にとって小さな子供の動きはには敏感です。対面となるキッチンからは和室とリビングと、ホールへのドア、サニタリーへのドアが見渡せるようにしています。

正面のドアは無双建具で玄関ホールでの人の動きが無双をスライドさせて見られるようにしています。

-見通す-

 

三段低くなったリビングには間口の広い階段で好きな場所で座りながら会話やテレビも楽しめます。奥に見える和室まで視線が通り、空間が広く感じられます。斜め方向に長く見せる空間は広さを更に見せることができていいでしょう。


-階段廊下の手摺壁に透明感を-

 

手摺壁は閉塞になりがちですが、壁の中にガラスを入れて明るさと広がりと転落防止まで備える壁はおすすめです。コストも抑えられて5mmガラスで丈夫なので安心です。

 

 

 

-通路を広くW-INクローゼット-

 

衣装部屋は中央の通路は広くとり、衣服の掛ける奥行は丁度良い深さがいいです。通路は狭いとごちゃごちゃ感が増し、整理するにも動きにくく、衣装探しもやりづらいです。

-サニタリーは清潔感が大事-

 

水回りと言われる洗面やトイレスペースは明るさと清潔感が美しく保つためには必要でまた維持しやすいです。特に床の素材は清掃と見た目の綺麗さが大切です。床は塩ビタイル素材です。


-オープンスペースでも目隠し-

 

見えるけどあまり見えない、隠し過ぎは防犯に逆効果。

なので、樹脂の竹垣の高さは2m以下で、駐車スペースはオープンにして庭の見通し良くして囲い過ぎない工夫をしています。

-南面のガーデンに芝を-

 

日当たりがよく風通しがいい庭なので芝を植えてあります。夏の地面の反射が緑で抑えられて見た目にも暑さは和らぎます。コンクリートブロックは単調な芝にデザインを与えて、車の重さにも耐えられます。

 

 



城陽の地 京都と奈良のほぼ中間地点にあるこの地は 温暖な気候に恵まれ、多くの農産物も産出する地域です。

五里五里の街 とも言われ、京都から五里、奈良からも五里という意味です。

歴史ある史跡も多数存在し、建築地にほど近い水戸神社は奈良時代には存在した という由緒ある神社も存在します。

敷地は、駅からほど近い立地にもありながら、 閑静な住宅地であり、三方道路という条件には利点が多いです。

利点が多い分、制約もまたあるものですが 接道する道路は狭くはなく 車がすれ違いが可能な幅をもっています。

道路斜線の制限をうまくクリアし、地の利を生かした 和の住まいとして計画 設計をしました。

核家族化の進む世の中ですが、将来の家族形態が重層化 することも検討しながら

容積率はほぼ いっぱいまで使いきることとなった、やさしい素材感のある住まいです。


【参考資料】
建築面積 72.87㎡
延床面積 128.06㎡
敷地面積 163㎡
規模 地上2階構造 W
居住家族構成 夫婦+子供1