無垢材や石、土、など人の感性と素材は自然と体感し、安心できるものです。
特に木に触れる触感は日本人、古来からのDNAに息づいた感覚であり、心安らぐものがあります。建築は人間が使用するための構築物です。
あまりに無機質な空間には、いずらくなるのですが、身体からみた高さや低さ、使う建築材料の素材感は有機的な空間として心地よいものです。人体にやさしい無垢材を多く使った空間を造っています。
自然ということばを素直に建築にあらわせればいいと思い設計やデザインに取り組んでいます。自然界の景色には不自然などなく、四季がありそれぞれおだやかに目に映ります。つまり不自然な建築はおだやかでなく、景観によくないということです。自然界のなかで人は街や都市を形成して生きています。地面の上に存在する建築は、たとえひとつの住宅でもおおきな存在物であり数十年以上はその場所に居続けます。自然という大きなくくりの中で人は生かされているので景観を害することをなるべく抑えて謙虚になりたいと思います。
建築にはあらゆる制限がありますが、最大の制限は 予算です。
予算には限りがあります。建築物には建物本体以外に外構や諸費用など付随する費用が発生します。総費用からみる建築を無駄なくオーナーの満足に応えるようにプランニングします。そのために当事務所では設計と施工に一体化のデザインビルド方式により
工事費用の低コストを実現しています。また費用対効果の大きい自然素材を使うことも心がけています。希少な手に入りにくい素材は建築資材としては不適格です。ワンポイントのアクセントデザインならいいのですが、人間スケールから見ると建築物は大きくて多くの部材を必要とする建築は、入手しやすい材を使うほうがコスト削減になります。 無垢材でも価格が様々なので、使う部位により最適な素材を考慮しご提案しています。長く使える、経年変化が美しい、できた時から構造物の存在時間がはじまる・・そのような建築を提案しています。
【ほんとうにほしいもの 建築の先にあるもの】
”建築止まり” にならないために
新しい家がほしい・リノベーションして家を造り変えたい・新しい家がほしいから家を建てる
自分の専門職のお店を持ちたい…
それで完結するのでしょうか。
無事に建築が竣工して新たな空間での新しい生活は楽しくわくわくすることでしょう。でもほんとうに欲しいモノは、新しくなった建築なのでしょうか。
私は思います。単純に家や新しい空間、そのものが欲しいのではなく
家を建てることや、新たにリノベーションした空間を、自分のお店を、得た後の「充実した人生」が欲しいのではと。そう、ほんとうにほしいものは家を建てた後からやってきます。「いい家がほしい」だけでは”建築止まり”なのです。家を建てることによって、自然の素材をふんだんに使い家の中が心地良い。
リビングも広くなり、みんなの集まるスペースができた。小さくとも子供室スペースがつくれた。
2階リビングからの爽快な景色が毎日愉しめる。アウトドアデッキでの家族や友人とのパーティができる。家事を効率よくこなす家事室ができた。整理できる収納によりすっきりした。いろいろ得られることは多いと思います。日常も便利に快適に過ごせると思います。
でもそれらを得ることで完結するのではなく、その先にある「充実した楽しい毎日」そして『充実した人生を得る』ことが、
ほんとうの家を建てたい理由であると思います。
私の設計スタイルは ”先にある、ほんとうにほしいもの” を常に考えてまいります。
そうすることによって、余計なものに費用をかけなくていい、 将来の家族環境の変化への応用など
満足した家が出来上がることでしょう。
西川真悟建築設計 一級建築士事務所
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