躯体は築26年の鉄筋コンクリート造。 全改装リフォームです。
RC躯体は和の空間への改築には手を施しにくい構造体です。
しかしあえて、和の空間にこだわり・・・ 訪れる人をもてなし、日常の中での 四季の移ろいを自然な形で表現する
風情をたしなむ空間にしたい 施主の和への想いをRC造の改築で表現しました。
南面の庭からから入る光を、 直接床に当てることなく 障子でやわらかく光を導くように。
引き違いだった戸は、引き込み戸に造作し開口を広くとる事により 開放感が生まれました。
扉には藍色に染めた 和紙調の面材を使用。 引手横の無双窓は 人の気配と風を感じさせてくれます。
家具の大きさに合せた造り付けの収納。 扉の框には、通気の為の切込みを造作。
壁の白 梁の黒 床と建具の濃淡は障子により照度を落とした光 床を座とするひとつの間は 家の中心としています。
和空間と快適な住空間リフォーム
--大津市小野朝日--
西川真悟建築設計 一級建築士事務所
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